八幡市民オーケストラ定期演奏会でのコンチェルトを、終えました。
駆け付けて下さった皆様、有り難うございました。
指揮者・三河正典先生の示唆に富んだ確かなタクトに支えられ、本番はオーケストラと作品世界を共有していると心から信じる事が出来る、とても幸せな舞台となりました。
三河先生、八幡市民オーケストラの皆々様、あらためて感謝申し上げます。
アンコールで弾いた作品についてのお問い合わせも、多数頂きました。
Ravel:「鏡」より 悲しみの鳥
Gershwin:Song book より「スワニー(swanee) → アイ ガット リズム(I got rythm)」
でした。
楽しんで頂けたなら幸いです。
今回の準備中、とある合わせ練習では、思いがけず貴重な楽器に出会いました。
オーケストラの合宿が行なわれた滋賀の名刹・圓満院にて私の目の前にあらわれたアップライトピアノ。
何やら古風な「カセットテープ録音機」なる"箱"が鍵盤下にくっついた、いかにも年代物の楽器でした。
『EASTEIN』と刻まれたこの楽器、後から調べてみると、純国産の幻の楽器、とのこと。
いきなりガーシュインのコンチェルトでオーケストラと張り合うには、ちょっと大変だったのですが、作品を選べば味わいある音色を楽しめそうな興味深い楽器。
落ち着いて戯れ親しむ時間が少なかったのが残念でしたが、面白い出会いでした。
八幡市民オーケストラの皆様とのご縁が、これからも続きますように…と願いつつ。
名残惜しさを感じながらも、今度は全く色合いの異なる、次のプロジェクトの作業へ。
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