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来る6月15日(土)15時00分 (14時30分開場)、日本基督教団神戸平安教会において、atelier VITIS(アトリエ ヴィーティス)第6弾、
佐藤一紀(ヴァイオリン)×堤聡子(ピアノ) デュオ・リサイタル
~ベートーヴェン・バッハ・ブラームス~ 3人の《B》を辿って
を開催いたします。
共演は、atelier VITISではおなじみとなりました、アンサンブルのスペシャリスト・佐藤一紀氏。2015年のシリーズ始動以来、閃きに満ちた音色を聴かせて下さるヴァイオリニストです。
第1弾の『オール ブラームス プログラム』、第4弾の『オール シューマン プログラム』を経て始まったベートーヴェンのヴァイオリンソナタシリーズ。今回は2つのソナタを中心に、バッハとブラームスのソロ作品をお届けします。
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◎プログラム◎
L.v.ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ 第4番 イ短調 op.23
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンの為のソナタ 第1番 ト短調 BWV1001
J.ブラームス:6つの小品 op.118
L.v.ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ 第5番 ヘ長調《春》 op.24
佐藤一紀(Vn.)
堤聡子(Pf.)
ベートーヴェンは自身が大変優れたピアニストでもあり、生涯で32曲のピアノソナタを残しましたが、ヴァイオリンとピアノのためには10曲のソナタを書いています。
今回演奏する第4番(op.23)と第5番『春』(op.24)は、共に作曲家30歳の頃の作品。3楽章の簡潔な古典様式の中に、不安や苛立ちを宿したイ短調の第4番。一方、より多彩な構成を持ち、しなやかな旋律に牧歌的な豊かさを内包したへ長調の第5番。『春』という副題は作曲家自身によって付けられたものではありませんが、このソナタの性格を見事に表しており、最も愛されるヴァイオリンソナタと一つとして知られています。
これら2つのソナタは、あらゆる面でコントラストをなしており、ベートーヴェンが2曲を一対として構想した可能性は高い、と言われています。
上記のデュオに加え、今回は新たな試みとして、佐藤氏によるバッハの無伴奏ソナタと、堤によるブラームスのソロ作品を演奏します。
ブラームス「6つの小品」は作曲家最晩年のピアノ作品。自らの人生をふり返り、胸に去来するものを響きの中に辿って行くような、非常に内省的な音楽。多くの心ある愛好家、そして多くのピアニストにとって特別な作品となっています。
皆様と共に、親密な空間で音楽の呼吸を感じ、その魂に心を寄せる…。
神戸平安教会で、良い時間を分かち合いたいと存じます。是非お誘い合わせの上、ご来聴下さい。
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